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技術者目線でのベビーカーの選び方

今回はベビーカーを購入した時の話。ベビーカーを何選んだらいいのかわからない人は参考になるかもしれません。

 

ベビーカーを買いに行ったのは子供が生まれる前です。ママ(嫁)と一緒に買いに行きました。個人的には生まれてからでいいんちゃう?って考えだったのですが、ママが事前に欲しいということだったので強引に連れて行かれました。

 

今にして思えば、事前に買っておいたのは正解。子育てで忙しい時に買いに行くのはなかなか辛い。これは嫁が正しかった。事前に買うかどうか迷っている人は、なるべく事前に買っておきましょう。

 

買いに行ったときの話に戻ります。強引に連れて行かれてやる気のない私。ベビーカーを眺めてもなんの感想もでてこない。

 

そんな私を脇目に店員を捕まえて話を聞くママ。ママが店員の話を聞き終え、買いたいものが決まり、私に買いたいベビーカーを持って来た。念の為に押して確かめてと言われ、確かめてみたときに、思ったことは

 

 

このベビーカー、タイヤが小さくて押しにくくね?

 

 

技術者の端くれとして、こういった使用感の悪さは見逃せません。店員さんにタイヤが小さくて押しにくくないか質問。店員さんの回答はタイヤが小さい代わりに個数が多く付いているので大丈夫です。

 

いや、大丈夫じゃないだろ!!

 

タイヤの個数が多くても、理想的にはタイヤは3個までしか地面と設置しない。そもそもタイヤ径が小さいと段差が乗り換え辛く、路側帯の段差や電車の隙間を乗り越え辛い。

 

やる気(怒り)のボルテージが上がっていく。店員さんはタイヤが小さいので折りたたみ時に邪魔にならず、重量も軽くなってるので女性も扱いやすいとメリットを提示。ママもそれに同調し、頷く。それに対して私は

 

邪魔かどうか考えるのは後回しでいい。まずは使いやすいかどうか。使いにくいならそもそもいらないのて、あるだけ邪魔。重量が軽くなると子供が乗ったときに重心が高くなる。重心が高くなると子供が大きくなって暴れたら倒れやすくなる。そもそも子供のほうが絶対に重いのだから、ベビーカーが多少重たくても気にならないだろうと反論。

 

客観的に見ると金を払いたくないやる気のない旦那がいちゃもんをつけて購入しないようにしようとしているとしか見えない状態。ママの顔も呆れ顔。

 

それでも私は技術者としてのプライドが、何よりパパの初仕事として責任感があるためダメなものはダメとはっきりと伝えないといけない。初めからやる気だしとけよと思った人、本当にその通りです。ごめんなさい。

 

ママは呆れて、私のお金で買うと言い出したがそうじゃない。私は全力で購入を阻止。話は平行線のままで、最終的に購入はお流れになりました。

 

その後、別の店でもベビーカーを見学。そのお店にはなんと路側帯を再現した障害物が設置されていました!!

 

その店でママにタイヤ径の違いを体験してもらい、私の言っていることを理解してもらいました。タイヤ径が大きいベビーカーがいいということになり、私も満足。タイヤの大きいベビーカーからどれを買うか選び直し。

 

最終的に購入したベビーカーはタイヤの大きい3輪のエアバギー。外に子供を連れ出す時に使っていますが、段差も楽々で使い勝手はかなりいい。折りたたんでもそこそこ場所をとりますが、そこは我慢できるレベル。

 

私がベビーカーを買った時の話はいかがだったでしょうか?参考になりましたか?この話はBタイプのベビーカーの選んだときの話なのでAタイプを買おうとしている人には参考にならないかも。

 

子供が生まれてベビーショップに行くようになっていろんな店を周ってみると、障害物をちゃんと用意しているお店かどうかは半々くらい。ベビーカーを買う時は障害物を置いている店で買い物をすることをオススメします。